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事例に学ぶ、海外展開と売上拡大の秘訣:北米トップメーカーが実践するBIM活用戦略【BIMobject本社レポートより】
26.05.28

【BIMで変わるビジネス】日本の製造業者が「今」知るべき、北米市場での成功事例5選
現在、日本の製造業は大きな転換期を迎えています。国内市場が成熟する中、多くの企業が新たな活路を求めてグローバル市場への進出をしています。しかし、建材や設備メーカーにとって、「海外の設計者やデザイナーに自社製品を認知してもらい、プロジェクトで採用(スペックイン)してもらうか」という物理的・言語的な壁は依然として高くそびえています。
さらに、世界最大の産業である建設業は、世界のエネルギー関連CO2排出量の約40%を占める最大の汚染源の一つでもあり、現在のままの建設業を継続することは不可能です。そのため、グローバル市場では「持続可能性(サステナビリティ)」や「環境配慮」の客観的なデータ提示が、一部のプロジェクトでは採用条件となりつつあります。
このような課題に対する強力な解決策となるのが、「BIM(Building Information Modeling)」の活用です。BIMは、計画、設計、建設を簡素化し、プロセス全体をよりスマートで迅速かつ持続可能なものにするデジタル建設における最適な手法です。
先日、BIMobjectのスウェーデン本社から、最新のレポートが共有されました。このレポートでは、北米で活躍する様々な業界の大手メーカー5社(フィットネス機器、手すり・ガラス製品、収納システム、空調設備、照明・ハードウェア)が、BIMobjectのプラットフォームをどのように活用し、事業を大きく成長させたのかを解説しています。
本記事では、このレポートから読み解ける「日本の製造業者がグローバル市場で勝つための3つのポイント」をご紹介します。
資料から読み解く、日本のメーカーに向けた3つのポイント
ポイント1:設計プロセスの「極めて早期」に自社製品を入り込ませる
グローバル市場において、建築プロジェクトの仕様決定権を持つ設計者に早い段階で製品を認知してもらうことは、受注の生命線です。
北米メーカーの事例:
手すりやガラス製品を扱うEuro Architectural Components (EAC)社 は、BIMobjectへ製品を掲載することで、設計者の設計プロセスを効率化し、大規模商業開発プロジェクトで製品が選定される機会を増やしました。同社のマーケティングディレクターは、「BIMobjectのおかげで、適切なタイミングで適切な人にアプローチできるようになった」「より早い段階で検討してもらえるようになり、まさに影響力が発揮される」と評価しています。 また、空調設備製品のPrice Industries社も、当社のプラットフォームを通じてワークフローの初期段階から設計者やエンジニアへアプローチし、必要なツールをできるだけ早期に提供する顧客第一の戦略をとっています。
これらの事例は、世界中の設計者が集まるBIMobjectのプラットフォームに製品を掲載することが、海外の設計者との強力な「デジタルな接点」になることを証明しています。日本のメーカーでも自社のBIMコンテンツを充実させることで、設計者が構想を練る初期段階で製品モデルがダウンロードされ、そのまま長期的なプロジェクトに採用されるルートを構築できます。
ポイント2:データに基づく、無駄のないグローバル・ターゲットマーケティング
限られた予算で海外進出を成功させるには、データに基づく精緻なマーケティングが不可欠です。
環境配したフィットネス機器を提供しているSportsArt社は、BIMobjectのデータ分析機能を活用し、「アラバマ州バーミンガムに存在する企業や、そこで働いている人々」といった極めて具体的なターゲットを特定し、マーケティング活動を効果的に最適化しています。
また、EAC社は毎日のダウンロード活動を分析し、設計者が「実際に何を、どこで必要としているのか」を把握して、有望な市場の見込み客リストを作成しています。 さらに、照明メーカーのDutton Brown社は、「質の高いトラフィックと、建築業界の真のリードを獲得している」と語り、「GoogleやMetaで同様の成果を得ようとすれば、はるかに高額な費用がかかっていたでしょう」と、BIMobjectプラットフォームの費用対効果の高さを強調しています。
BIMobjectを活用することで、日本のメーカーは「世界のどこで、誰が、どの製品に関心を持っているか」を可視化できます。従来の漠然とした海外向け広告に多額の予算を投じるのではなく、ダウンロード実績という「真の需要」に基づいたアプローチへと切り替えることで、効率よく海外リードを獲得することが可能になります。
ポイント3:サステナビリティ・環境配慮データを「標準仕様化」する
欧米のプロジェクトでは、環境性能が必須要件です。日本企業の高い環境技術は、適切なデータ形式で提供することで強力な武器になります。
北米メーカーの事例:
環境配慮型フィットネス機器を製造するSportsArt社は、BIMコンテンツを提供することで環境への配慮を実証しています。企業はBIMオブジェクトを活用して、製品のライフサイクル分析(LCA)や環境製品宣言(EPD)を効果的に管理でき、パートナー企業が求める厳しい持続可能性基準(二酸化炭素排出量など)を満たしていることを証明しています。 同社の担当者は、「Z世代とミレニアル世代は環境問題を非常に重視しています。自らの価値観に合致しない企業には資金を投入しません」と述べ、若い意思決定者にとって環境配慮が優れた差別化要因になることを指摘しています。
省エネ性能や耐久性といった日本の高い技術力は、グローバルで大きなアドバンテージとなります。しかし、それを単なるウェブサイトの宣伝文句にとどめず、製品のLCAやEPDデータを取得しBIMobjectで情報公開することが極めて重要です。これにより、厳しい環境基準を持つ海外の大規模プロジェクトにおいて、日本の製品が採用される道が広がります。
まとめ
BIMobject本社のレポートが示す通り、BIMは単なる設計ツールではなく、世界中の設計関係者と繋がり、ブランドの認知度を高め、持続可能性をアピールするための強力なグローバルマーケティング・プラットフォームです。私たちBIMobjectは、2,000以上の建材ブランドと世界最大規模のユーザーを擁し、グローバルなデジタル建築設計を支援しています。
今回、スウェーデン本社から共有された北米5社の成功ストーリーをまとめた詳細な資料を、BIMobject Japanより皆様に無料で提供いたします。
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