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【タイアップ】BIMobject Japan × 株式会社ブリエ

26.06.04

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「工場の図面」から「世界の仕様」へ:ISO 19650:2026改訂の波に乗り、製造DXで『見えないスペック』を勝ち取る完全ガイド

この記事でわかること
 ・ISO対応が売上にどう影響するか
 ・少人数でも回るBIM運用の仕組み
 ・設計者に採用されるデータの作り方

こんにちは、BIMobject Japanのプロジェクトリードです。本記事は、以下のような課題を抱える建材・設備メーカーの事業責任者・設計部門責任者の方に向けています。
 ・海外展開を見据えたBIM対応を検討している
 ・製品点数が多く、データ整備が追いつかない
 ・BIMは進めたいが社内運用に限界を感じている

日々、多くの建材・設備メーカーの皆様とお話しする中で、「BIMがこれからのグローバル展開や国内の建築確認申請に必須なのは分かっているが、社内で何千もの製品をモデリングし続けるリソースなんて到底ない」という切実な「お悩み」を耳にします。
実は、私たちBIMobjectが建設DX・製造DXの専門家である「株式会社ブリエ(BRILLER,INC.)」と強力なタッグを組んだのには、まさにこの課題を解決するための「裏話(ウラ話)」があります。プラットフォームを提供する私たちだけでは、メーカー様が直面する「データ制作の圧倒的なボトルネック」を根本から取り除くことはできませんでした。そこで、AutoCAD(他互換CAD含む)・Revit、Inventor、Vaultのカスタマイズに深い知見を持ち実務に即した高品質なBIMモデリングサービスを強みとするブリエと連携いたしました。そして、メーカー様が持つ「工場の建屋図面、製造ライン図面データ」を起点に、設計者が求める仕様へと最適化されたBIMデータを、標準化されたルールと分業体制により安定的に供給する仕組みを構築しました

解決すべき課題:なぜ今変わるのか? ISO 19650:2026がもたらす「情報管理」への大転換

皆様は、現在のグローバルな建設業界が、かつてない規模のパラダイムシフトの真っ只中にあることをご存知でしょうか。

【Point(結論)】

建設業界の合言葉は、もはや「BIM(Building Information Modeling)」ではなく、「IM(Information Management:情報管理)」へと完全に移行しつつあります。

【Reason(理由)】

過去10年以上、「BIM」という言葉は「3Dモデリングソフトのことだ」と誤解されがちでした。しかし、米国建設業界の調査によれば、手戻りの48%は不適切なプロジェクトデータやミスコミュニケーションに起因しており、世界全体で年間約270兆円(1.84兆ドル)もの損失を生んでいます。単なる3Dの「見た目」ではなく、建物のライフサイクル全体(50年以上)でデータを一貫して管理する「情報のガバナンス」が必要不可欠になったからです。このままでは設計段階で「選ばれない製品」になるリスクが高まります。

【Example(具体例)】

これを決定づけるのが、現在公開諮問が行われている**ISO 19650:2026 DIS(国際標準案)**です。この改訂では、以下のように業界の基本用語が根本から覆ります。

  • EIR(情報交換要件) → IPR(情報生産要件)へ:データは特定の節目で「交換」されるものではなく、プロジェクトを通じて継続的に「生産」されるプロセスであると再定義されます。
  • BEP(BIM実行計画) → IPP(情報生産計画)へ:3Dモデルだけでなく、2D図面やデータベースを含むすべての情報生産をカバーする計画へと進化します。

【Point(結論)】

つまり、メーカー様に求められているのは「綺麗な3Dの絵を描くこと」ではなく、「設計者の情報生産要件(IPR)に応えられる、正確で軽いデジタルデータを提供すること」なのです。

誠実な現実(ウラ話):立ちはだかる「適合コスト」の壁

ここで、少し耳の痛い、しかし誠実な現実をお伝えしなければなりません。
「BIMを試したが属人化している」「作ったデータが使われていない」「データの更新が止まっている」といったお困りごとはないでしょうか。
新しいISO規格に準拠し、OpenBIM(ベンダーに依存しないデータ流通)の環境を整えることは、口で言うほど簡単ではありません。用語の変更や新たなテンプレートへの移行には、多大な労力がかかります。業界ではこれを「適合コスト(コンプライアンス・タックス)」と呼んでいます。

特に、数千もの製品バリエーションを持つメーカー様においては、
 ・すべての製品を個別にモデリング
 ・仕様変更のたびに都度修正
こうした対応は、高品質なモデリングを前提とするほど対応工数が増大し、継続的な運用のハードルとなります。
さらに重要なのは、BIMデータは「一度作って終わり」ではなく、製品の改良や市場要件に合わせて更新し続ける必要があるという点です。
この結果、多くの企業で
「作成されたが更新されないデータ」
「存在はするが使われないデータ」
が蓄積されてしまうのが実情です。
つまり課題の本質は、モデリング手法そのものではなく、高品質なデータを“継続的に供給できる仕組み”が存在していないことにあります。

デジタルツイン成熟度の3段階:貴社のデータはどのレベル?

自社の現在地を知るために、私たちが提唱する「デジタルツイン成熟度」の3段階をご紹介します。

レベル1:PDF・紙カタログ(サイロ化された過去)静的情報のみで、設計プロセスに組み込まれない状態。

レベル2:社内用重厚CADデータのみ(分断された現在)InventorやSolidWorksなどの素晴らしい工場データはあるものの、重すぎたり、設計ソフト(Revitなど)と互換性がなかったりするため、社内に閉じこもっています。

レベル3:運用されるBIMデータ(仕組み化された未来)標準化されたルールのもとで作成され、継続的に更新・配信される状態。     

『見えないスペック』という巨大なブルーオーシャン

BIMをマーケティングツールとして考えた際、最も劇的な効果を生むのは、実は目立つ家具や外装材ではありません。

【Point(結論)】

BIMにおいて最も価値を持つのは、形状ではなく「性能・仕様情報」です。

【Reason(理由)】

設計者は製品を「見た目」で選ぶのではなく、
・性能値
・接続条件
・規格適合性
といった条件で選定します。
特に設備部材や小部材は、プロジェクト全体への影響が大きく、早期に仕様が決まる傾向があります。

【Example(具体例)】

例えば、配管部品であれば
・流量
・接続規格
・耐圧性能
などの情報が揃って初めて、設計に採用されます。

【Point(結論)】

ブリエが担う高精度なモデリングによって、これらの情報を正確に反映したBIMデータを整備し、BIMobjectのプラットフォームを通じてグローバルに展開することで、これまで国内に閉じていた製品が「世界の仕様」として採用される可能性が大きく広がります。この情報がある企業だけが「設計初期で指名される」状態をつくれます。

 便利さの真髄:BIMobject × ブリエが提供する「3つの圧倒的メリット」

私たちの共同ソリューションは、単なるモデリング代行ではありません。「作る・整える・届ける」を一体化した仕組みです。

  1. 担当者に依存せず安定供給できる : ブリエが蓄積してきた実務知見をもとに、用途に応じた最適なモデリングルールとテンプレートを整備。手作業でありながらも品質のばらつきを抑え、安定供給を実現します。
  2. 設計者にそのまま使われる : パラメータ設計・命名規則・軽量化など、ISO 19650に適合した情報構造を設計段階から組み込みます。これにより「使われるデータ」を実現します。
  3. 採用状況がデータで分かる : BIMobjectのプラットフォーム上でデータを管理・配信し、どの製品がどの地域で利用されているかを可視化。マーケティングと設計データが連動します。

まずは小さく始める:150日間の「仕様採用」パイロットプログラム

システムの導入や新しいグローバル基準への対応には、ある程度の期間と社内の協力が必要です。いきなり全製品     を対象にする必要はありません。まずは一部製品で「仕組みが回るか」を検証します。

・初期:対象製品と情報要件の定義

・中期:モデリングとデータ整備(ブリエ)

・公開:プラットフォーム展開(BIMobject)

・後期:利用状況の分析と改善(BIMobject)

このプロセスにより、どの情報が設計者に選ばれるのかを実データで把握できます。

※注意事項:プラットフォーム上での需要の伸び方や、仕様採用に至るまでの効果には、製品カテゴリや市場動向によって差があります。

【特別オファー】次世代の製造DXへ、最初の一歩を

2026年のISO 19650の改訂は、「作るBIM」から「使われる情報」への転換を意味します。BIMは「作るかどうか」ではなく、「いつ始めるか」の段階に入っています。

🎁【先着5社限定|特別割引あり】あなたのデータ活用、次のステージへ。

BIMobjectと株式会社ブリエの専門チームが、貴社の現状をもとに実践的な改善プランを設計・検証する『デジタルツイン実装スタートプログラム(150日間)』 をご提供します。
今だけ、先着5社様に限り特別価格でご案内中です。

BIMはもはや、一度きりの「制作物」ではありません。継続的に価値を生み出す「流通チャネル」です。皆さまと一緒に、次世代のグローバルマーケティングの仕組みを構築できることを楽しみにしています。

(※本記事は BIMobject Japan株式会社ブリエ の共同企画記事です。)

参考・出典

  • ISO 19650-1:2018 — Organization and digitization of information about buildings and civil engineering works, including BIM(BIMを用いた情報管理の概念・原則)。
  • ISO 19650-2:2018 — Delivery phase of the assets(納品フェーズ)。
  • Decoding ISO 19650 Through Process Modelling for Information Management and Stakeholder Communication in BIM — Fonbeyin Henry Abanda, Bharathi Balu, Selorm Emmanuel Adukpo, Adeyemi Akintola 著。MDPIの学術誌『Buildings』にて2025年1月に発表(Buildings 2025, 15(3), 431。
  • ISO 19650 Standards: Terminology Debate — 2026年に向けた規格改訂と用語の変更(BIMからIMへの移行、EIRからIPRへの変更など)に関する分析。
  • UK BIM Framework — Information Management According to BS EN ISO 19650(Guidance Part 2 および Part C)。